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ホーチミン 送り出し機関視察 

視察期間:2022年5月14日~5月19日

佐藤のホーチミン出張レポートになります。コロナ禍の状況においてなかなか生の情報が入らない
アジアの今、日本入国の最新情報などご参考頂けたら幸いです。

◆5月14日(土)羽田空港より全日空便にてホーチミンへ。

やはりコロナ前と比べかなり空港は閑散としている。

この状況でもANA職員に聞くと、このところは海外から来日している技能実習生の動きもあり、空港は人が増えている状況とのことだが・・インバウンドの客であふれ、あの活気があった空港を見ている者として、寂しさはいなめない。

ホーチミン行きの全日空フライトは、30%~40%の搭乗率だろうか?ざっと構成を見たところビジネスマンがほとんどと一部ベトナム人の構成といったところだろうか・・

ホーチミン空港到着。入国審査は外国人、ベトナム人ともに分け隔てがないため、カウンターも少なく、自分の番まで30分ほどの時間が掛かる

ベトナム入国のためには

・出発72時間前までの陰性証明書

・コロナに適用した日本円で100万円以上の海外保険加入

※ワクチン接種証明書は必要なし

とのことだが、パスポートと陰性証明書の確認以外は特に何も確認されることはなかった(この陰性証明書も5/15日以降は必要が無いとのこと)日本人であれば特に問題なく入国できることが確認できた。その後日本のようにPCR検査等もなく、スムーズに入国

ドンコイ通りのHOTEL GRAND SAIGONに到着

◆5月15日(日)~ 5月16日(月)

訪問先:TQC INTERNATIONAL ホーチミン支社(現地送り出し機関)視察

日本から同行したお取引先さまの介護技能実習生の面談に立ち合い。

コロナ化の状況及び日本の入国制限に伴い、この2年半ほど日本側企業と送り出し機関の面談が止まりましたが、コロナ前に日本の受け入れ先が決まっていた待機技能実習生が日本の入国制限の緩和に伴い、現在一気に待機技能実習生の日本行き再開の動きが始まっております。

ホーチミンの送り出し機関の情報によると、日本での人材不足に苦慮している、介護関係者のベトナム国内での技能実習生の面談の動きが加速しており、一時止まっていた人材獲得競争も徐々に加熱の方向に進んでいく気配です。

やはり日本の介護技能実習生の80%をしめるベトナムです。面接に参加されている人材のクオリティーの高さ、謙虚な姿勢、選ばれたいと思う熱いアピール、涙が出るような思いで拝見させて頂きました。後日、TQC INTERNATINALさまの日本語教育センターも訪問させて頂きましたが、非常に丁寧な授業を行っており、日本語教育のレベルの高さも実感しました。この度真摯にご対応頂きました、TQC INTERNATIONALさまには心より御礼申し上げます。

◆5月17日(火)ホーチミン市内視察

ホーチミン市内は少しずつではありますが、欧米人、インドから観光客が訪れている様子がうかがえました。ビジネス関係では圧倒的に韓国の方々が多いことがわかりました。おそらくサムスン電子関係など、財閥系の会社が多くの工場を構えており、ビジネス視察で、訪れているのだと思われます。街を歩いていてもAre you korean?と言われることが多く、ベトナムでの日本の立ち位置もだいぶ後ろの方に下がったように感じました・・

 この日に72時間前のPCR検査行い、明日早朝に結果が出る予定(汗)

ベトナムといえばフォー、大手ゼネコン勤務、過去にホーチミン駐在歴3年の中学時代の友人より連絡があり、おすすめのフォーの店を紹介頂き、地元の関係者の案内のもと、フォーの店、2店訪れることができました!!

フォーのお店おすすめその1:ブンモック

とにかく全てがうまい!!緬もうまい、汁の出しがいい、なんと言っても魚団子、豚肉などの具材のうまさが際立つ(鈴廣かまぼこ、なみ)これはうますぎる!!
ホーチミン在住のベトナム人の方々もこの店はうまいとうなってました・・

フォーのお店おすすめその2:フォーボーコー

ビーフシチューのフォーが食べられるお店、フォーは勿論だが、別売りのフランスパンを頼み、このパンをビーフシチューの汁につけ食べると味が際立ちます。

夜はベトナム人の方々と2階建てオープントップバスに乗り、

ホーチミン市内ライトアップ観光、ベトナム人の方々も現在はまだ海外旅行に行くことが厳しい状況ですので、全国各地からホーチミンにやってきて、このような国内観光を楽しんでいる風景を多く見られるとの事です。

5月18日(水)~ 5月19日(木) ベトナム出国&日本到着

【ベトナム出国】

朝前日のPCR検査の結果が入り、お客様含めて全員の陰性が確定し、48時間前の陰性査証明書が発行される(安堵・・)日本への入国を簡素化するため、

「My SOS」に

  • パスポート情報、フライト情報
  • 質問票
  • ワクチン接種3回の証明書
  • ホーチミンにて取得した72時間以内の陰性証明書

などを事前登録。上記を事前に登録をしていないと、日本到着後、1から登録をするはめとなり、その作業をしている間に後ろの人々にどんどん抜かれ、時間を有する状態になってしまいますので、海外に渡航をお控えの方はMy SOS事前登録をお忘れなく!!

〇全日空の深夜便にて羽田空港へ。

空港に到着し、かなり込み合った空港の風景に驚きを覚える。カウンターにて職員に聞いたところ、この羽田行のフライトはなんと満席とのこと(リアルで)!!搭乗者の80%~90%はコロナ化の状況で就業先が決まっているのにも関わらず、日本入国制限の問題で渡航が出来なかった待機技能実習生とのこと。日本の水際対策の緩和及び待機技能実習生入国の許可が出たこともあり、この期間はまだ日本人を含めて1万人の入国制限期間でしたが、待機技能実習生の入国ラッシュが始まっていることを実感しました。

【日本到着】

日本時間朝6時10分に羽田空港到着。海外に乗り継ぎのあるお客様より乗降。乗降後の受付の準備があるとの事で、飛行機内で待機(約1時間)⇒乗降後、受付表(自分の受付番号が記載されております)をもらい、PCR検査の流れになります。

飛行機乗降後の流れとしては

●受け継番号表を取得

●唾液タイプのPCR検査

質問表、陰性証明書、ワクチン接種証明書の確認(事前にMy SOSに登録していればスムーズ)

●アプリ登録(ここでMy SOSを事前登録していない人は時間を有する)

  • 受付番号確認(自分の番号が出たら結果発表場所に移動。勘違いしている人が多かったが自身の
    番号が出たら陰性の確定でないので注意。最低この場所で40分~60分近くまたされる可能性大)
  • 検査結果発表

※陰性の場合は下記写真の証明書が渡され、やっと入国審査へ

※陽性の場合は別室に移動し、隔離ホテルに移動になるようです。

  • 入国審査→⑧機内預け荷物の受け取り→⑨税関申告→⑩入国(空港外に出られる)

以上全て終了まで約3時間の道のりです・・現状1万人の入国可能状況でこの混乱ぶりですから、
6月1日以降は倍の2万人に入国緩和との事ですので、かなり検査体制を大幅に増員もしくは入国条件を大幅に緩和しない限り、更なる混乱は必須です。

上記のような状況ですので、お仕事がメインのビジネスマンは耐えられる部分はあるかもしれませんが、観光で帰国され、小さなお子様など抱えたご家族などは、海外旅行は、正直まだまだハードルの高い状況だと思われます。

 羽田空港到着後、感じたことは、現状入国されている方の8割近く(羽田空港という側面もあるかもしれませんが)の方々はベトナム、ネパール、インドネシア等から来日された技能実習生(一部は留学生もいるかもしれませんが)の方々と感じました。

 一刻も早くコロナウィルスが終息し、多くの方々がまた海外の多くの国々に手軽に往来できる日々が来ることを願ってやみません。

現在、トライズムでは技能実習生の航空券手配、面接ツアーを取り扱ってますが、今後は関連会社トライズムエージェントにてミャンマー人高度人材、技能実習生をご紹介できるよう準備中です。ヤンゴン側でも日本語学校の設立・送り出し機関の申請をさせて頂き、コロナとクーデターの影響で送り出し機関の申請手続きがストップしてしまった状況でしたが、本年9月頃、正式に免許が取得できる予定です。今後は人材事業の分野でもミャンマーと日本の企業様に貢献できるように日々精進して参りたいと思っております。

 ヤンゴン日本間のフライトは唯一の直行便であった全日空線の運航停止に伴い、現状経由便のフライトでご案内させていただいております。弊社へ日本やミャンマーの送り出し機関の方々から待機技能実習生の日本行のフライト問い合わせが多く寄せられております。弊社では日本とミャンマーより最新の運航状況、コロナ禍で重要な荷物のスルー対応などを日々、アップデートしておりますので、お問合せ頂けたら幸いです。お支払いも日本円、ドル、ミャンマーチャットと各種対応可能となっております!!

 

 

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